パチンコのない日本を目指して(愛称:パない日)

パチンコのない日本を目指しています。微力ながら。

なぜパチンコがいけないのか(その3)

前回の続きです。公営競技よりもパチンコがより凶悪である点。

レートに上限があり、仮に勝ってもタカが知れているという点、これを見逃してはいけないと思うのです。競馬や競輪はたった一度の幸運で大金持ちになれる、でもパチンコではムリなんです。

 

現在パチンコで最も高レートなのは1発4円で玉を借り、同じく1発4円で買い取ってもらう「4パチ等価」ですが、これでも一日で30万とか40万とか稼ぐのはムリです。どんなに調子が良くても、せいぜい20万円あたりが上限じゃないでしょうか。

 

これが競馬なら、一日で稼げる金額に上限はありません。1日どころか1レースだけで1000万円勝つことだって理論上は可能です。万馬券を10万円買えば、あるいは10万馬券を1万円買えばよいだけの話。競輪でも競艇でもオートレースでも理屈は同じで、もちろん簡単なことではないですが理論上は可能なんです。

 

ところがパチンコはそういうことができない。玉1発あたり4円が上限であるため「俺はハイリスクハイリターンな、シビれる勝負をしたい。1発20円で玉を売ってくれ、そして大当たりしたら1発20円で買い取ってくれ」なんてことは言えないわけです。勝てる金額の上限が決まっているということは、いままで大きく負け越したジャンキーが大逆転することはない、ということです。これがパチンコ特有の怖さ。

 

レートの上限が1発4円で長いこと固定されているのに対し、いわゆる「1円パチンコ」のように下限は今のところないようです。確認されている下限は0.2円パチンコ、すなわち1円で5発の玉を借りられるパチンコだとか。こうなると(換金を目的としない)ゲーセンのパチンコよりも長く遊べますね。いっそ全てのパチンコが1円、またはそれ以下になればいいと思うのですが。